M32 UNIQA
   
RUD compact Grip  ルッド・グリップ

乗用車用高性能金属製スノーチェーン
(商用車・商用を目的とした車両には耐久性の面で装着厳禁です。)

 

装着希望サイズを変更する。

 

正しい使用方法(取扱説明書)
パッケージの内容 RUDグリップ金属チェーン
1ペア
取扱説明書
1冊
手袋
1ペア
修理リング
2つ
サイドチェーン留め具 2つ
ご使用にあたっての注意
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ご使用にあたってのご注意
この度は「RUD グリップ」をお買い上げいただき誠にありがとうございます。このスノーチェーンは冬期における緊急用装置ですので、最大限の性能を発揮させるためにも、本「取扱説明書」や「ご注意」などをよくお読みいただき、正しくご使用いただきますようお願い申し上げます。特にチェーンはタイヤにしっかりと装着されていることが重要です。万一、緩みや適正な位置に装着されていないと
破損、チェーン切れ、ケーブル切れの原因となります。また、チェーンを装着する車の「取扱説明書」に記載されている「チェーン装着時の注意事項」も合わせてご参照ください。
●チェーンは、ご購入後直ちにテスト装着し、タイヤへのフィッティング、及び車体との接触が無いことを必ず確認しておいてください。(この事前テスト装着時に、万一装着出来ない場合は、チェーンをお買い求めになった販売店にご相談ください。)
装着の際にケーブル接続部が外れにくい場合は、軍手等をつけ接続部の両側を持って、雑巾を絞るような要領で中心部へ左右の手をもみこんで外してください。
適合サイズでも、ホイールとワンウェイ・ロックやテンションラバーの金具が直接接触する場合があります。特にアルミホイールに接触すると、ホイールにキズが付く恐れがありますので、ご注意ください。
ホイールカバーを装着している場合は、ホイールカバーを取り外してください。
路面と接する部分のチェーンが新品時に対して1/3 以上摩耗した場合は使用しないでください(図1)。


チェーンが切れた場合、付属の修理リングを使って応急修理を行う事が出来ます。図のようにペンチにて応急修理を行ってください(ペンチは付属していません)。但し路面に接する部分のチェーンリングは修理出来ません。
スピードの出し過ぎや、長距離走行、又タイヤを空転(スピン)させると、チェーンを摩耗させタイヤの側面(含むタイヤ側面の文字等)をも摩耗させてしまう場合がありますので、ご注意ください(特に乾燥路の長距離走行)。
乾燥路や、氷雪路であってもチェーンが路面に直接接触すると、チェーン切れの可能性が高まりますので極力取り外してください。
本チェーンをタイヤ(特にスタッドレスタイヤ)に装着する際に、タイヤの溝に食い込み装着しにくいことがあります。その際はていねいにチェーンを1 本ずつタイヤの溝からずらして装着してください。
   


■各部名称  
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2_3
■識別刻印と商品サイズ
装着前に商品サイズをご確認ください。


商品サイズ
ケーブル部刻印
商品サイズ
ケーブル部刻印
1A
1A
6A
6A
2
02
7
07
3
03
8
08
4
04
9
09
4A
4A
10
10
5
05
11
11
6
06
 
 

装着の手順
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cutionケガを防止するために作業時は軍手等の手袋をつけて作業する ことを強くおすすめします。
1 ダブルフック(A)には表・裏があります。チェーンが ねじれていないことを確認し、もつれないように広げ、 ダブルフック(A)を左の写真のように、折り曲げた 先端が下(接地面)になるように広げて置きます。(チェーンがねじれている場合は、ていねいに広げ戻します。)
チェーンのケーブル先端部(1)を、タイヤの後ろ側に右から左に通します。
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2 ケーブル先端部(1)(2)を持って、タイヤの上部手前側に移動させ、結合してからしっかりひっぱり確実に連結させます。
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調節用チェーン(4)をフラットフック(3)に掛けます。

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4 ケーブル(5)をタイヤの後ろ側に移動させ、ケーブル(5) がトレッド面(タイヤの踏面)にかからないようにします。ケーブル(5)がホイールに沿って均等な位置になっている ことを手で確認してください。
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次に写真のように調節用チェーン(4)を可能な限り詰めて 掛けます。(リング1コマ〜5コマの範囲) 余った調節用チェーン(4)は付属の調節用チェーン留め具 で写真のように留めてください。タイヤサイズによっては詰められない場合が あります。その場合は次のステップに進んで ください。

   
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6 テンションラバー(10)を写真のように上方向へ引っ張ります。この時、かなり強く引っ張ってください。
7 テンションラバー(10)を持ってテンションチェーン(6)を ガイドフック(9)に掛けていき、テンションラバー(10)先端 をサイドチェーン(11)に掛けます。この時に、テンション チェーン(6)に十分な張りが無い場合は、写真(A)のように テンションラバー(10)先端を一旦サイドチェーン(11)から 外して、強く引っ張り、再度テンションラバー(10 )先端をサイ ドチェーン(11)に掛けます。100〜200メートル程度のならし走行を行い、安全な場所に 車を止めてテンションチェーン(6)の張り具合を確認し、 十分な張りが無い場合は上述の手順をくりかえします。テンションチェーン(6)の張りが弱いままで走行すると、早期摩耗や早期破損の原因となり、危険です。
   
 
チェーンの取り外し手順
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cution ケガを防止するために作業時は軍手等の手袋
をつけて作業することを強くおすすめします。
1 左の写真のように、ワンウェイロック(7)がタイヤの下部に来るように安全な平坦路で車を止めます。
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2 テンションラバー(10)先端をサイドチェーン(11)から外し、ワンウェイ・ロック(7)のレバー(B)を押しながらテンションチェーン(6)を引き戻します。
3 テンションチェーン先端リング(C)をフラットフック(8)から外します。
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4 写真のようにチェーンを持って、ケーブル先端部(1)(2)がタイヤ上部手前にくるまでしっかり引き出します。
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ケーブルの先端部(1)(2)を取り出し、タイヤ両脇に置きます。

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6 調節用(4)をフィラットフック(3)から取り出します。
7 下に広げられたチェーンをタイヤの裏側から引きだします。または、車を前または後ろにゆっくりとタイヤ半回転ほど 移動させます。その際に、タイヤがワンウェイ・ロック(7)を踏まないように 充分注意して作業してください。
   
   


■チェーン装着時の走行について
タイヤチェーンは緊急用の滑り止め装置であり、氷雪路を少しでも安全に走行できるように考えられた商品であり消耗品です。従って、タイヤチェーンを 装着すれば、通常走行できると言う事ではなく通常走行以上に慎重な運転を心がけて頂くようお願いします。また、タイヤチェーンはタイヤに装着されて初めてその性能を発揮します。「RUDグリップ」を装着した駆動輪と、装着しない遊動輪とでは、その性能 が著しく異なります。この大きな性能差により、「RUDグリップ」を装着した2つの駆動輪が、車の走行を支えます(摩耗係数−ミューの極端に低い氷 雪路面では、車輪前後の性能差により不安定になる事もあります)。従って、「RUDグリップ」の取扱いに十分なご理解をいただき、警告事項等を確実 に守っていただく事が、交通安全とご自身の安全のために絶対必要です。警告事項を守らないために、「RUDグリップ」の性能が発揮できないばかり か、故障ひいては重大事故を招くことにもなりかねません。「RUDグリップ」は、外傷を受けたり、使用限度を超えると、最終的には切れてしまいます。是非、この警告事項をお読み頂き、十分ご理解の上、正しくご使用下さいますようお願いします。
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必ず時速50km以下で走行してください。
時速50kmを超えて走行すると、遠心力によりチェーンがタ イヤから浮き上がり、車体に接触し傷つけたり、外れて重大な 事故につながるおそれがあります。車の走行速度が上がると 加速度的にチェーンの摩耗が進行し、チェーンの寿命を短くし ます。
時速30km以上での走行はかなり危険です。また、低速でも タイヤを空転させると加速度的にチェーンの摩耗が進行し チェーンの寿命を短くします。
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急発進、急加速、急ブレーキ、急ハンドル操作等、 急のつく操作は絶対に避けてください。
急発進、急加速、急ブレーキ、急ハンドル等の操作は、チェー ンのネット部、フック部へ急激に無理な力が加わる為、商品の 短命化や切損の原因となり重大な事故につながる危険があり ますので、絶対に避けてください。
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片輪装着、左右異種装着の禁止。
片輪だけの装着や、左右が異なる品種のチェーンを取付け ての走行は、左右のタイヤの回転数やグリップ力が異なり、ハ ンドルをとられたり、走行の安定性が低下し危険ですので、絶 対に行わないでください。
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雪道、アイスバーン、夜間の走行は、充分に車間距離を 保って走行してください。
長くなります。特に夜間は風向きの変化や日中の日照条件によ り刻々と路面は変化しています。又、アイスバーンでは横滑り が起こりやすい為、歩行者や他の車両等に充分注意してより 慎重に減速走行を行ってください。
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下り坂では,エンジンブレーキを併用して、減速して ください。●FF 車では急
FF 車では急制動すると、後輪が横滑り(オーバーステア現 象)することがあり、FR車は急カーブで前輪が横滑り(アンダー ステア現象)することがあります。いずれも地形やスピードに充 分注意し、減速走行してください。
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走行中に異常音が聞こえたら。
後方の安全を確認し、直ちに安全に減速・徐行し、安全な場 所に停車した後、原因を確かめ、必要に応じてチェーンを装着 し直して再走行してください。
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非積雪路・薄雪路を走行する場合。
非積雪路や薄雪路など、チェーンが直接アスファルト等の 路面に接地する場合、チェーンは激しく摩耗し早期破損・切断 する原因となります。氷雪路以外では出来るだけ速やかに チェーンを取り外してください。
やむをえずトンネル内や乾燥路面を走行する場合には チェーンの摩耗をおさえる為、時速30km以下に落として走行 してください。


■使用後のお手入れ
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使用後のお手入れは、温水でチェーンに付いた凍 結防止用の塩や泥等をキレイに洗い落とし、その後 充分乾燥させてから、サビ防止剤等を塗布して保管 してください。
チェーン切れを見つけた場合はそのままご使用に ならず、付属の修理用リングを使って応急修理を 行ってください。但し路面に接するチェーンリングは 修理できませんので、新品をお買い求めください。
チェーンは消耗品です。使用したチェーンの摩耗 状態を確認してください。摩耗が激しい場合(新品時 の1/3程度摩耗している場合)は、それ以上使わずに、 新品をお買い上げください。

ご注意
 
取扱説明書の指示に従い正しく装着してください。いざという時あわて ないようにご購入後直ちに雪のないところで事前装着を行ってください。

タイヤの空気圧は、必ずカーメーカー指定の空気圧に設定してください。空気圧不足は、タイヤに余計な負荷がかかり、チェーンの耐久性も悪化 させます。

チェーン装着時に、タイヤ側面に装着の跡がついたり打刻文字が削れ ることがありますが、クレームの対象にはなりません。
タイヤの実寸法は同じサイズ表示でも、タイヤメーカー、タイヤの種類に よって多少異なる場合があります。
チェーンは、ご使用前に必ず試し装着し、タイヤへのフィッティング及び 車体との接触の有無を確認してください。特にタイヤ内側と外側のすき間 が狭い車種は、必ず現車で確認してください。
あらゆる損傷、特にケガや物損、第三者に対する損傷やそれらに関わる ことにより生じたタイムロス等についても、一切の民事責任は負いかねま すので予めご了承ください。
間違った使用方法や取り付け寸法に起因する損傷、又はチェーンの摩 耗切れ等に関しては一切責任を負いかねます。
本商品は普通、小型乗用車及び軽乗用車用として開発したスノー チェーンです。いかなる場合においても上記以外の自動車に装着した際には クレーム及び、補償の対象となりません。 ※牽引車には装着できません。
走行中にチェーンが切れた場合は、速やかに取り外して必要な応急修 理を行ってください(そのまま走行するとボディー等への損傷を招きます。その場合、クレーム又は保証の対象となりません)。但し、路面に接する チェーンリングの応急修理はできません。
チェーンを装着したクルマを発進させる際に、オートマ車はクリープ現象(注) を使い、マニュアル車は2速ギアを使うなど、タイヤを空転させない発進を 心掛けてください。チェーンを装着したタイヤの空転(空回り)はチェーンに無 理な力がかかり、破損の原因となります。チェーン装着時はアクセル、ブレーキ、 ハンドルなど、ゆっくり・ていねいに操作してください。(注)クリープ現象とは、アクセルペダルを踏まなくてもクルマが動く現象のこと
本チェーンの装着によって、氷雪路の走破を保証するものではありません。
  金属製スノーチェーンは、氷雪路を少しでも安全に走行できるように考えら れた商品です。しかし、どんな金属でも舗装路等の硬い路面と直接接触し続けると最終的 には摩滅してしまいます。摩耗に強い特殊合金を使用した金属製スノー チェーンであっても、舗装路面や路面が見えるほどの薄雪路を走行すると 路面に直接接触してしまうため、摩耗や損傷を引き起こしチェーンが切れた り外れたりして大変危険です。金属製スノーチェーンを装着したまま、上述の状態で長距離高速走行した 場合(例えば、高速道路を時速50Kmで数十キロ走行した場合)など、スノー チェーンは激しく摩耗してしまい「チェーン切れ」の原因となります。
   

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